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カスタマイズレッツノート

レッツノート20周年記念 最上位モデル 開発者インタビュー 「最上位」であることとはレッツノート20周年記念 最上位モデル 開発者インタビュー 「最上位」であることとは

あらゆる制約を取り払い、ビジネスモバイルPCの理想を追求

――レッツノート20周年記念最上位モデルの開発は、どのような思いからスタートしたのでしょうか?

久保(商品企画)

新製品を開発する際には、通常、市場性やコストなどさまざまな要素を考慮しなくてはなりません。しかし、今回は、20周年の歴史を刻む記念モデルということで、あらゆる制約を取り払い、フリーハンドで構想を描くことができます。そこで、
「われわれが今できるすべてを尽くした、最高のモデルを作ろう」
というコンセプトを掲げてスタートしました。
まず、ハードウェアには、最高スペックのパーツを惜しみなく搭載しました。

ITプロダクツ事業部 マーケティングセンター
商品企画部 商品企画1課
久保 徹朗

若竹(営業)

まさに“全部入り”です。これだけでも、レッツノート史上最強のモデルには間違いありません。でも、まだ“何か”が足りない。そのマシンを使う時はもちろん、カバンに入れて持ち運ぶだけでワクワクするような高揚感を感じる“何か”がほしい。

ITプロダクツ事業部 マーケティングセンター
東アジア営業統括部 コンシューマ営業課
若竹 庸平

――そこで、ゴールドの筐体というアイデアが生まれてきたのですね。

久保(商品企画)

はい。しかし、初めからゴールドありきだったわけではありません。目指したのは、お客様がビジネスで使われる時に誇らしく思える、仕事に向かうテンションが高まるようなカラーリングです。さまざまな色を検討した結果、やはりこれしかないと行き着いたのが「ゴールド」でした。

若竹(営業)

実際、パナソニックストアのお客様からも、現行レッツノートのシルバー、ブラック以外に「ゴールドがほしい」という声を多くいただいていました。この話を神戸工場に相談したところから、20周年記念モデルのプロジェクトがスタートしました。

森岡(工場技術)

しかし、商品化までは、いくつもの高いハードルを越えていかなくてはなりません。試作を何度も行い、さまざまな課題をクリアしていく必要があったのです。

ITプロダクツ事業部 プロダクトセンター
工場技術部 グローバル生産技術課
森岡 孝行

トライアルを何度も繰り返したどり着いた唯一無二のデザイン

ビス1本の色合いにまでこだわった美しいゴールド筐体

――この気品のある艶やかなゴールドは、どのようにして生まれたのでしょうか?

瀧口(デザイン)

一口にゴールドと言ってもさまざまな色合いがあり、時代とともにトレンドが移り変わってきました。例えば1980年代にはイエローゴールドが、2000年代には温かみのあるピンクゴールドが流行しています。そこで、現在のビジネス環境はどのようなカラーで構成されているか。ノートPCはもちろん、ビジネス・ファッションやオフィス・インテリアなど多岐にわたる現在のトレンドを調査することから始めました。その中で、レッツノートが使われる場面を想定し、「ビジネスシーンに映えるゴールド」のイメージを固めていったのです。

デザインセンター
第2デザイン部 クリエイト2課
瀧口 真一

――そして、試作が始まったわけですね。

瀧口(デザイン)

ところが、話はそう簡単ではありませんでした。平面のメタルプレート上で試した塗料が、実際の筐体に塗装してみると、凹凸によって光沢が強調され、全く異なる印象になってしまうのです。ゴールドは、微妙な色味や光沢感の違いによって全く異なる印象に振れてしまうのですね。イメージ通りの色にたどりつくまで、何度も試作を重ねました。

田中(機構設計)

しかも、われわれが求めたのは「美しさ」だけではありません。レッツノートを名乗る以上、ビジネスモバイルPCとしての基準を満たす高い「耐久性」を備えていなくてはなりません。一般的に、美しい塗装と耐久性とは、相反するものなのです。両者をいかに両立させるかが課題となりました。

ITプロダクツ事業部 開発センター
モバイル開発部 機構設計1課
田中 慎太郎

――途中で意見が衝突することはありませんでしたか?

瀧口(デザイン)

そういえば、開発にのめり込む余り、議論がヒートアップした場面もありましたね。

田中(機構設計)

実は、試作の途中で瀧口から、「ボトムケースを取り付ける黒いビスを、筐体に合わせたゴールドに変えたい」 という相談を受けたんです。
「黒の何がいけないんだ? 黒とゴールドの取り合わせ、悪くないじゃないか。いや、むしろマッチしている」と、押し問答になりました。

瀧口(デザイン)

ボディを裏返した時、ゴールドの筐体のあちこちから、ビスの黒い頭がのぞいているのが目に入る。これが、どうしても気になったのです。何と言っても、20周年記念の最上位モデルです。この黒いビスを目にしたとき、お客様はどう思われるだろう。なんだ、標準モデルと同じビスを使っているのかと落胆されるのではないかと。「ここを譲れば、最上位の名に値しない」と主張させていただきました。

田中(機構設計)

「わかった。そこまで言うなら」と、根負けして同色のゴールドのビスを特別につくってもらいました。取り付けてみたら、黒よりゴールドの方が断然いいじゃないですか。ここは手間がかかってもゴールドで行くべきだと思いました。こうなると、他の部分も気になります。
「やる以上は、とことんやろう。底面の脚部や画面上部のクッションゴムも、標準パーツではなく、筐体のゴールドに合わせて新たにつくろうと」と、気づけば私も身を乗り出していました。

瀧口(デザイン)

底面やバッテリーパックに貼るシールもゴールドに合う色に統一し、スタイリッシュにまとめました。
このプレミアムエディションには「シリアルNo.入り銘板」が付属するのですが、それも筐体と一体になるようデザインしています。

――ものづくりの現場でも、ずいぶん苦労があったようですね。

瀧口(デザイン)

筐体のマグネシウム部品と樹脂部品では使用する塗料の種類が異なります。
どんな光源の照明、どんな時間帯の太陽光下でも、輝度・ツヤ・色相が同じゴールドに見えるよう、丸2日間つきっきりで調色に立ち会い、マグネシウム用・樹脂用それぞれの塗料を完成させました。

森岡(工場技術)

高級感のあるつややかなゴールドにするため、塗装前の筐体の表面を通常より1ランク上の滑らかさで仕上げています。
また、限定オプション用の天板については、さらにひと手間かけています。通常、仕上げのクリア塗装はロボットが行うのですが、この工法だと天板を垂直に吊すため液だれが起き、塗装面に細かい凸凹が発生してしまいます。そこで、天板を平置きにして、技能者が1枚1枚手吹きすることにしました。さらに、その上から磨きをかけています。相当な手間ですが、「やる以上は、とことんやろう」と。
結果、どの角度から見てもゴールドが美しい、高級感あふれる仕上がりになったと思います。

細密な七宝柄が施された工芸品のようなオプション天板

――今回の「プレミアムエディション」では、和柄のカラー天板が限定オプションで用意されていますね。

瀧口(デザイン)

レッツノートと言えば、やはり《メイド・イン・ジャパン》のこだわりのものづくりです。若竹からマーケティングプランとして日本の美意識を天板のデザインに取り入れられないだろうかと相談を受けました。そこで古くから伝わる日本の文様から、「七宝」という柄を選びました。この文様は円が無限に連なることから繁栄を願った文様と言われており、お客様のビジネスでの成功への願いを込めました。伝統的であると同時に現代的で、ノートPCのようなハイテク機器にも映える柄だと思います。

――微妙なニュアンスを感じるグラデーションが、とても美しいですね。

森岡(工場技術)

豊かな階調を表現するため、神戸工場では初めてとなる、「昇華転写」という技術を用いています。
ここでも課題になったのが色調でした。ホワイトの天板ならイメージした色を出すのは容易なのですが、今回は下地がゴールドなので、重ねた時にどんな色になるかは実際に転写して試してみるしかありません。神戸工場でゴールド地の天板にカラーを転写しては、デザイン部門に送ってダメ出しをもらう。その繰り返しでした。

瀧口(デザイン)

約2か月ほどそうしたやり取りを続けて、ようやくイメージ通りの色にたどり着きました。狙った色というのは、実は円形のホイールパッド部分の「ややダークなゴールド」なんです。なぜそうしたかったかというと、筐体に使われている色を3つに絞りたかった。すなわち、筐体の「ゴールド」、キーボードの「ブラック」そしてホイールパッドの「ややダークなゴールド」の3色です。七宝柄とホイールパッドの色を合わせることにより、シンプルな美しさをいっそう際立たせています。

森岡(工場技術)

色を合わせるとは言っても、ホイールパッドは塗装で、七宝柄は昇華転写ですから、工法が全く違います。「全く同じ色を出すというのは難しいよ」と言っても、瀧口が許してくれないんです(笑)。

瀧口(デザイン)

あれ、そうでしたっけ?工場にも、すいぶんわがままを聞いてもらいました(笑)。

森岡(工場技術)

この七宝柄の繊細な色合いも、トライアル&エラーを繰り返して追い込んでいった成果です。ゴールド地の上に敷いた薄いクリア層の中に、昇華転写でインクを含浸させているのですが、その含浸の深さによって発色が変わってくるのです。浅いと淡くなるし、深く入ると柄が強調され過ぎてしまう。程よい優しい感じの色合いを出せるよう、温度や時間の調整に注意を払っています。

お客様に「所有する喜び」をお届けするために、開発陣の総力を結集

――ここまで細部にこだわっているとは思いませんでした。まるで伝統工芸品のようですね。

若竹(営業)

私も、企画段階からさんざん無理難題を言わせてもらいましたが、やってほしいことは全部入っています。

久保(商品企画)

プロジェクトメンバーの総力を結集させたのは、お客様に喜んでいただきたいという想いです。このモデルを手にとって見ていただければ、ものづくりにかけるわれわれの意地と誇りと愛情を感じていただけるのではないかと思います。

――最後に、お客様へメッセージをお願いします。

田中(機構設計)

私自身、最初は「質実剛健のレッツノートにゴールドは似合うのか?」という心配もありました。しかし、完成したプレミアムエディションを見て、そうした疑問は完全に吹っ飛びました。
「これが、史上最強のレッツノートだ」と、自信を持っておすすめできます。

森岡(工場技術)

まさに、品質重視のものづくりが徹底されている神戸工場だから、商品化できたモデルだと思っています。

瀧口(デザイン)

上品なゴールドの輝きは、カバンから取り出す度に仕事へのモチベーションを高めていただけるのではないかと思います。手にしていただいたお客様に「所有する喜び」を感じていただきたいです。

若竹(営業)

Panasonic Storeで限定わずか200台。工芸的につくっている部分もあり、これ以上は量産したくてもできない希少なモデルです。ぜひこのプレミアムエディションを手に、胸が高鳴るような最高のビジネスモバイル体験を楽しんでいただきたいと思います。

20周年記念 最上位モデルのご購入はコチラ

CF-SZ6F20QP
価格:416,000円(税抜)~
完売しました
OS※1 Windows 10 Pro(日本語版)
CPU インテル® Core™ i7-7500U プロセッサー 2.70GHz、
インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0利用時は最大3.50GHz)
SSD※2 2TB(SSD1TB+SSD1TB)
メモリー※3 16GB
ワイヤレス ワイヤレスWANモジュール内蔵(LTE対応※4)、Bluetooth※5、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠)
光学式ドライブ ブルーレイディスクドライブ
液晶 12.1型(16:10)WUXGA(1920×1200ドット、広視野角液晶)
質量※6 バッテリーパック(S)装着時:約1.03kg バッテリーパック(L)装着時:約1.125kg
駆動時間※7 バッテリーパック(S)装着時:約14時間 バッテリーパック(L)装着時:約21時間
頑丈設計 耐100kgf級タフボディ※8、30cm落下(26方向/非動作時)/76cm落下(底面方向/動作時)※9
エネルギー消費効率/達成率※10 2011年度基準M区分0.018AAA
受け継がれ、進化するコンセプト SZ
※1
お買い上げ時にインストールされているOS、リカバリー機能またはリカバリーディスクを使ってインストールしたOSのみサポートします。
※2
1GB=1,000,000,000、1TB=1,000,000,000,000バイト。OSまたは一部のアプリケーションソフトでは、これよりも小さな数値でGB表示される場合があります。
※3
お客様での取り外し・交換はできません。
※4
SIMロックがかかっていません。国内専用です。受信時最大300Mbps/送信時最大50Mbps。通信速度は送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。
※5
Bluetooth対応のすべての周辺機器の動作を保証するものではありません。
※6
平均値。各製品で質量が異なる場合があります。
※7
JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)に基づいて測定。バッテリー駆動時間は動作環境・液晶の輝度、システム設定により変動します。バッテリーのエコノミーモード(ECO)無効時。エコノミーモード(ECO)有効に設定しているときの駆動時間は、無効時の約8割になります。満充電容量を段階的に制御してバッテリーパックを長寿命化しています。
※8
パナソニック技術実験室にて。非動作時。天面と底面全体に均等に980N{100kgf}で圧迫した状態で振動実験を実施。
※9
パナソニック技術実験室にて。76cm(底面方向・動作時)の落下試験を実施。落下した場合は点検(有償)に出してください。
※10
エネルギー消費効率とは、省エネ法で定める測定方法により測定された消費電力を省エネ法で定める複合理論性能(単位:ギガ演算)で除したものです。達成率の表示は、2011年度目標に対し、100%以上の場合:500%以上=AAA、200%以上500%未満=AA、100%以上200%未満=A、100%未満の場合:その値(%)です。