Panasonic StorePanasonic Store>LUMIX CLUB>写真・動画の撮影講座>LUMIX ムービー一眼講座 「うまい!」と言わせるムービー一眼の撮り方LESSON 6

LUMIX ムービー 一眼講座 「うまい!」と言わせる、ムービー 一眼の撮り方LESSON!

Example 具体的な例をご覧下さい。では、今回も横浜の観光スポットを見学し、何かを発見する様子をズームを多用して撮ってみました。説明を読みながらご覧下さい。

1.港の見える丘公園の展望台に向かう(フィックス)

横浜の典型的な観光スポットである、港の見える丘公園の展望台に向かうあずささん。画面に入ってから展望台までをカメラを動かさず、フィックスで撮影しました。構図は空を多く撮ることにより高台にいる感じを表現しました。

2.見ている顔にズームイン

展望台から遠方を見ている顔にズームインすることで、何かを見ている、見て感動しているなどの様子が強調されます。このカットまではまだ港の展望台に居るかわかりませんが、ズームした顔のアップの次に見えている先のモノが強く印象づけられます。つまり次に繋がるカットとの関係が強く意味を持ちます。

3.横浜港の見える風景(フィックス)

ここから見える横浜の典型的な風景です。左にマリンタワー、中央に山下公園とみなとみらいの高層ビル群が見渡せられます。最初の歩く後ろ姿のカットと前の顔へのズームインと、この風景のカットがセットとなって、港の見える丘公園へ来て港の風景を見て感動した様子が伝わります。

4.外人墓地前を歩く姿をズームイン

これは、横浜山手の高台から港へ移動する途中の説明カットとして撮っています。少し高めのところから有名な外人墓地の横の道を歩いている様子を出すために、最初は道路と外人墓地がわかる程度の広い画面で撮りながらズームインして道路脇を移動している事をはっきりと見せました。このようにズームは位置関係を見せるときに使用すると便利です。

5.公園前の通りを正面に向かって歩いてくる姿をズームアウト

このカットは、横浜の公園近くを歩いている姿を正面から少し望遠にして構えて撮っています。一見ズームしているように見えないカットです。つまり正面に人が近づけば画面の中でだんだんと人物は大きくなります。そこで人物の大きさが変わらないようにズームアウトしながら撮りつつ公園の入り口に入っていくところまで追いかけています。

6.公園入口から入ってくる姿をズームイン

公園に入ってくる姿をズームインしています。ズームインした理由は、公園の入り口付近には大きな噴水や花壇があります。そこを通過して歩いている姿を見せるために最初に広いワイドの画面で全体を見せてから歩く姿へズームインしています。これも位置関係の使い方です。

7.港の船が見える近くまで移動(フィックス)

公園の中を通過して船の見える近くまで来たという感じのカットを、最初のカットと同様にフィックスで船の写る画面の中に歩いて入ってきました。画面に入ってくることをフレームインと言いますが、ただ最初から居るより到着したといった印象を与えます。

8.何かを見つめるアップ(フィックス)

港へ来て海を見て何かを探している表情をアップで短く入れました。何かを見ているとか探している表情を撮るには顔のアップで、目の方向がハッキリわかるような角度で撮るのがコツです。

9.沖を走る観光船(フォロー撮影)

観光船を望遠で船の動きを追いかけるように撮ったカットです。動きに合わせて撮ることをフォロー撮影と言います。何かを見ている様子の顔のアップカットの次にこの船をつないで見せると、船を見ているように、感じます。

10.何か見つけ指差す姿からズームアウト

このカットでは何かを見つけたのでしょう。指をさして「あれを見て」と言いたげです。
指をさすと同時にズームアウトしています。何かを見ているアップの次に観光船が入り、その次に指を指しているのですから、動画を見る人は前のカットの観光船に関心を持ち、あの船に乗りたいと要求しているかのようにも感じます。

11.観光船にズームイン

観光船が桟橋で乗客を乗せています。その船にズームインしています。船をただフィックスで撮っても同じなのですが、前のカットが船を指さし乗りたいかのようなイメージですから、ズームインすることで、動画を見る人は、主人公がこの船に乗っていると思います。

12.観光船が出航していく様子をズームアウト

観光船が出航しそうなところを撮っています。船の進行に合わせてズームアウトしました。このように最後のカットとしてズームアウトを使うと作品のエンドの印象を与えてくれます。また、主人公がこの船に乗って去っていくかの印象も与えてくれます。

Summary ズームの使用は、ストーリーを表現するときに効果的です。撮影の基本はフィックス。パンとの組み合わせは控えめに。

番組プロデューサー 齋藤行成
テレビ番組の制作を中心に大手メーカーのプロモーションビデオなど幅広く映像制作を手がける。長年培った撮影ノウハウを独自の撮影テクニックとして確立。そのテクニックは簡単で分かりやすいと支持され、テレビ番組への出演や雑誌への連載など多数のメディアで活躍中。
指導・撮影 : 齋藤行成 / モデル:あずさ(所属:オーシャンズ)
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