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LUMIX ムービー 一眼講座 「うまい!」と言わせる、ムービー 一眼の撮り方LESSON!

Example 画像と説明を照らし合わせながらご覧下さい。都内近くの海岸に出かけ、一人海を見ながら音楽を楽しむシーン

海へ向かう姿をアイレベルで撮影

海へ向かう姿をアイレベルで撮影街の歩道を正面から撮っています。この時のカメラアングルはアイレベルです。まっすぐな歩道が画面の中央に向かって伸びています。
ローアングルで撮ると歩道の位置がさがり樹木が多く入る構図になりますが、さしてこの構図では明るさなど演出的に出せると思えないので現実的なアイレベルで撮りました。

ウエストサイズでローアングル撮影

ウエストサイズでローアングル撮影歩いている途中からサイズを変えてつなぎ、少しカメラ位置を下げたローアングルで撮りました。海に向かう楽しげな表情を出すために少しローアングルにして、ウエストサイズで撮影。サイズとアングルを変える事で、顔や肩のバックに見える樹木が美しくボケ、葉にあたる光がキラキラと輝き美しいボケ背景となって夏の一日を感じさてくれます。

海岸で楽しむ姿をハイアングルで撮影

海岸で楽しむ姿をハイアングルで撮影海岸に一人座り、バッグからペットボトルと音楽プレーヤーをだして楽しむ準備中です。
かなり現実的なこの画面は、ハイアングルで撮りました。理由は座っている場所や周りの感じを理解してもらう為です。ローアングルだと海岸の広さや背景がわからないので、アイレベルより少し高めの位置からカメラを構えました。

音楽を楽しむ表情をローアングルで撮影

音楽を楽しむ表情をローアングルで撮影イヤホンを耳に付けて音楽が流れた瞬間、顔は明るい表情に変化。その瞬間を出す為に広めの画面(ウエストサイズ)からバストサイズまでズームで寄りました。アングルは音楽にノリノリの明るい表情を見せる為にローアングルで空が入る構図で撮りました。開放感と爽やかさが表現されたカットになっています。

同じノリノリの表情をアイレベルで撮影

同じノリノリの表情をアイレベルで撮影音楽を楽しむ表情をローアングルで見せた後は、少し現実的なアングルで浜辺に座る全身(フルサイズ)の姿をアイレベルで撮り、つなぎました。レンズはワイドでなく少し望遠よりに撮っています。それは、ワイドでアイレベルで撮りますと、背景にあまりに色々なものが写り現実的になりすぎるからです。

女性から見た風景

女性から見た風景今までのカットでは、海辺にいるのかどこにいるのか分からないですね。音楽を楽しみながら遠くの方を見る姿の次のカットに、風景カットをつなぐと、音楽を聴きながらこのような風景を見ていた事が伝わります。
何かを見ている姿や顔のアップの次には、実際に見ているカット(風景やモノ)をつなぐと、そのカットを見ていると理解されます。

楽しむ顔のアップ

楽しむ顔のアップ音楽にのっている開放的な表情をアップで撮る事で楽しさを強調しました。しかもローアングですから、ほほや額に夏の日差しを浴び、さわやかな印象を与えてくれます。また見ていた風景の続きのカットですから、風景から顔のアップにつなぐことで、海を見て、音楽を楽しんでいることを強調できます。

バックから人物と海を同時にハイアングルで撮影

バックから人物と海を同時にハイアングルで撮影ここまで海と人を同時に撮っていませんでした。最後のカットとして広めの画面を撮るためにワイド側のレンズで人物の姿と海を入れて、少しハイアングルで撮りました。ハイアングルにした理由は浜辺を広く、遠方に海があるのがわかる様にする為です。
しかしかなり現実的なこのカットからは音楽を楽しむさわやかさは出ませんね。しかも後ろ姿のハイアングルはなんとなく寂しげな印象を与えます。だからアングルを変えながら全体でイメージを作り、伝わる様にする事が大切なのです。

Summary アングルを変化することで大きく印象が変わります。演出したいシーンの場合はアングルを工夫すると効果的です。

番組プロデューサー 齋藤行成
テレビ番組の制作を中心に大手メーカーのプロモーションビデオなど幅広く映像制作を手がける。長年培った撮影ノウハウを独自の撮影テクニックとして確立。そのテクニックは簡単で分かりやすいと支持され、テレビ番組への出演や雑誌への連載など多数のメディアで活躍中。
指導・撮影 : 齋藤行成/モデル : 新田夏鈴(所属:オーシャンズ)
  • BACK 安定したカメラの構え
  • NEXT パンニング(パン)には意味があります