申請しないと損!?全国で増える電動アシスト自転車の補助金制度!

申請しないと損!?全国で増える電動アシスト自転車の補助金制度!

近年は、自治体がさまざまな補助金制度を実施するようになりました。有名なところでは、U・Iターン希望者向けの移住・住宅手当などがありますが、スズメバチ駆除の補助金制度、ケーブルテレビ加入金補助など独自の助成を行う自治体もあります。

そして、メジャーになりつつあるのが、電動アシスト自転車の購入費補助です。今回は、東京都・神奈川県・愛知県の3都県から、電動アシスト自転車の購入費補助を実施している自治体をピックアップして、ご紹介します。

(ご注意)本ページに記載の内容はPanasonic Storeが2018年6月に独自に調査した内容です。現時点での補助金の有無や条件等については各自治体にお問い合わせをお願いいたします。

【目次】

2人のお子さんを自転車に乗せるパパ・ママ向けの補助金制度

まずは、お子さんがいる家庭を対象とした補助金制度に注目してみましょう。これらの対象は、いわゆる「子乗せ自転車」を購入する人。そして、ほとんどの場合が、「2人のお子さんがいる」ことを前提としています。

そして、メジャーになりつつあるのが、電動アシスト自転車の購入費補助です。今回は、東京都・神奈川県・愛知県の3都県から、電動アシスト自転車の購入費補助を実施している自治体をピックアップして、ご紹介します。

東京都葛飾区の場合

東京都で唯一、電動アシスト自転車の購入費補助を行っているのが葛飾区です。2016年から開始された制度で、「子育て家庭の経済的負担を軽減し、保育園や幼稚園への送り迎えや、外出時の安全性を高める」ことを目的として、購入費用の一部を補助しています。
この補助金制度の対象者の条件等は以下になります。

【要件】
・葛飾区にお住まいの方。
・6歳未満のお子さんを2名以上養育されている方。
・世帯の中に、過去3年以内に本事業を利用した方がいないこと。

【対象】
以下のいずれかでも新品に限り補助の対象となります。
・安全基準を満たす「幼児2人同乗基準適合車マーク(※1)」と「BAAマーク(※2)」の両方が付いている自転車(1台まで)。
・SGマーク(※3)のついた幼児用座席(当該自転車に取り付け可能席数)。
・SGマークのついた幼児用ヘルメット(2個まで)。
・電動アシスト付三人乗り自転車対応するメーカー純正バッテリー(1個までで再生品不可、充電器は対象外)。

(※1)幼児2人同乗基準適合車マーク…一般社団法人 自転車協会が制定した「幼児2人同乗用自転車安全基準」に適合した幼児2人同乗用自転車に貼られるマーク。
(※2)BAAマーク…一般社団法人 自転車協会が制定した自転車安全基準に適合した自転車に貼られるマーク。
(※3)SGマーク…一般財団法人 製品安全協会が定める安全性の認定基準に適合した製品に貼られるマーク。

【助成額】
購入金額の2分の1、上限3万円(100円未満は切り捨て)。

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神奈川県藤沢市の場合

続いては、神奈川県藤沢市です。藤沢市では、幼児を2人乗せた自転車走行には、安全基準を満たしている幼児2人同乗用自転車の使用が義務づけられています。そこで市では、子育てをしている家庭の支援を目的に、幼児2人同乗用自転車購入費の一部の補助をしています。
募集要項は以下になります。

【要件】
以下の要件をすべて満たす世帯主が申請。
・補助金交付申請時および請求時において、生後6か月以上5歳未満の幼児を2人以上養育し、本市に住民登録している父または母。
・2017年(平成29年)1月1日から、引き続き本市に住民登録していること。
・補助金交付申請時において、納期の到来している本市の市税及び保育料(※)を滞納していないこと。
(※)養育している幼児が本市の保育所に入所している場合
・過去に、本市のこの制度による補助金の交付を受けていないこと

【対象】
補助金の交付決定後に市内販売店で購入する新車で、以下の貼付がされているもの。
・BAAマークまたはSGマーク
・幼児2人同乗基準適合車マーク

【助成額】
購入額の2分の1、限度額2万円(1,000円未満切り捨て)。
※自転車本体の他に、前後の幼児用座席および取り付け料を含む。
※1世帯1台まで。

藤沢市では自転車走行空間の整備が進んでおり、補助金の申請者が多いようで今年度の募集はすでに締め切っています。(2018年6月調べ)
人気の補助金制度なので、早い時期から下調べをしておきましょう。

愛知県安城市の場合

次は、愛知県安城市です。こちらの自治体では、自転車購入費補助金を受ける場合には、自転車安全利用講習会の受講が必須になっています。
募集要項は以下になります。

【要件】
・安城市内に住所を有しており、申請者とその配偶者に市税の滞納がないこと。
・自転車安全利用講習会を受講すること。
・自転車を運転する際にヘルメットを着用すること。
・申請時に満6歳未満の幼児を2人以上扶養していること。
※自転車購入時には満6歳未満でも、申請時に6歳以上となる場合は補助の対象とならない。

【対象】
安城市認定の「まちの自転車屋さん」で購入された新品自転車で、以下の登録・貼付がされているもの。
・防犯登録、TSマーク(※)登録済み。
・BAAマークおよび幼児2人同乗基準適合車マーク付き。

※TSマーク…自転車安全整備店に勤務する自転車安全整備士が点検整備した安全な普通自転車に貼られるマーク。

【助成額】
購入費の3分の1以内、上限2万円(100円未満切り捨て)。
※自転車本体、防犯登録・TSマーク登録料、幼児用座席・幼児用ヘルメット(2つまで)が対象。ただし、幼児用座席と幼児用ヘルメットは、一般財団法人製品安全協会の定める「SG基準」適合品のみ。
※1世帯につき1台まで。

より安全より安全で快適な自転車走行ができるように自治体がフォローしてくれる場合もあるので、はじめて電動アシスト自転車に乗る方でも安心ですね。

環境に配慮した生活を営みたい人向けの補助金制度

電動アシスト自転車の購入費補助制度は、お子さんのいる家庭を対象にしたものばかりではありません。自然や環境に配慮して、自動車から電動アシスト自転車への切り替えを促す目的のために実施している自治体もあります。

環境に配慮した生活を営みたい人向けの補助金制度

愛知県豊橋市の場合

自動車所持率の高い豊橋市では、地球温暖化対策を推進しており、その一環として電動アシスト自転車の購入費補助を行っています。
要件は以下の通りです。

【要件】
・とよはしエコファミリーに宣言登録された方。
・市内に住所(住民登録または外国人登録)があり、居住している18歳以上の方。
・豊橋市税を滞納していない方。

【対象】
豊橋市内の販売店で購入された電動式アシスト自転車。
※購入後3年間継続使用することが補助要件となる。
※電動アシスト自転車を転売・譲渡することはできない。

【助成額】
購入金額(消費税含む)の4分の1(100円未満切り捨て)、上限1万5,000円。
※1人1台限り。

補助台数が、「1世帯1台」ではなく、「1人1台限り」となっているところが、自動車所持率が高く1人1台自動車を所有している世帯も多い県らしいと言えるかもしれません。エコ活の一環として行っている制度なので、納得ですね。

愛知県蒲郡市の場合

続いても、同じ愛知県内の自治体です。蒲郡市は愛知県でも人気の観光地。こちらも地球温暖化対策の推進を目的に電動アシスト自転車の購入費補助を行っています。

【要件】
18歳以上で運転免許証を所有または1年以内に自主返納(※)した方のうち、以下の要件を満たす方。
・日常の移動手段に車やバイクを使っていて、電動アシスト自転車に転換しようとする方。または、日常の移動手段に車やバイクを使っていないが、電動アシスト自転車を活用して、今後も車やバイクに依存しない生活を目指す方。
・蒲郡市内に住所があり、在住している方。
・市税を滞納していない方。

※自主返納の方は、「運転経歴証明書」又は「申請による運転免許の取消通知書」が必要。

【対象】
・自ら使用する目的で購入された電動アシスト自転車。
・平成30年4月1日以降に蒲郡市内の店舗にて新品購入されたもの(中古品、転売品は対象外)。
・防犯登録、TSマークの登録を受けたもの。
※幼児2人同乗用自転車も補助対象。

【助成額】
電動アシスト自転車本体購入価格(税込み)の3分の1以内(100円未満切り捨て)、上限1万5,000円。
※1世帯について1回のみ申請可能。
※購入後5年以内に譲渡や転売などを行った場合は、補助金を返還しなくてはならない。

蒲郡市の電動アシスト自転車の購入費補助制度も人気があり、平成30年度の募集はすでに締め切っています。(2018年6月調べ)

番外編

最後に、愛知県豊田市が独自に実施している電動アシスト自転車の購入費補助をご紹介します。特徴的なのは、対象が通学困難者という点です。

【要件】
・学校への片道の通学距離が、6キロメートル以上となる者。
・学校が指定する通学手段及び通学路を利用する場合において、片道の通学時間が60分以上となる者。
・安全の確保を目的としたグループ登下校のために校長が指定する町(大字)に居住
する者。
・単独通学距離が長く危険性が高い場合などの特別な事情により、校長が許可する者。

ただし、以下の規定に該当する場合は、申請ができないので、注意しましょう。

・スクールバスの利用等この要綱に定める以外の通学支援を受けている場合。
・学区外就学をしている場合。
・補助対象者の保護者が市税を滞納している場合。
・既に豊田市中学校通学困難者電動アシスト自転車購入費補助金の交付を受けている場合。

【対象】
中学校への通学で使用する電動アシスト自転車。

【助成額】
補助対象経費に2分の1を乗じた額又は5万円のいずれか低い額(1,000円未満切り捨て)。
※補助対象経費は電動アシスト自転車の本体および附属品の購入費用(消費税および地方消費税を除く)とする。
※中学校在学期間内における電動アシスト自転車による通学月数(申請月を含む)が36か月に満たない場合は、補助金額に、36か月に対する使用月数の割合を乗じた額(1,000円未満切り捨て)となる。

長距離通学をしている中学生に対して、「補助対象経費に2分の1を乗じた額又は5万円のいずれか低い額」と、これまでに紹介した中で一番高い助成金額を補助しています。ここから、学業や部活動にがんばってほしいという気持ちが伝わってくるようですね。

まとめ

現在、電動アシスト自転車の購入費補助金制度を行っている自治体のうち、東京都・神奈川県・愛知県の6自治体の事例を紹介しました。補助金の限度額や申請できる台数が違うように、それぞれの自治体によって条件も多少異なります。
あなたの住む自治体が電動アシスト自転車の購入費補助金制度を行っていて、申請をしたい場合は、早めに要件を確認して計画的に申請しましょう。