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中古自転車購入のメリットデメリット
~トラブル回避のポイント3つ~

中古自転車購入イメージ

人から譲ってもらったり、壊れて買い替えをしたりするときなど、中古自転車に乗ることになる方は案外多いものです。ここでは、中古で自転車を購入する時のメリットとデメリット、また、中古で購入する際に気を付けるべきポイントを解説します。

中古自転車を購入するメリットとデメリット

車に中古車があるように、自転車も中古自転車が販売されています。
中古自転車は新品の自転車より価格が安いので、手軽に購入できるイメージがありますが、実際にはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

メリット

最近ではネットでの通販や中古自転車を専門に販売するお店なども増え、中古自転車の購入が便利になってきました。
新品の自転車ではなく中古自転車を購入するメリットを挙げてみます。

【定価よりも安く購入できる】

中古自転車の最大の魅力は価格の安さです。新品よりは3割から4割、ものによっては半額近い価格で購入することも可能です。
なるべく安価に自転車を購入したい人や、定価では高くて購入できない自転車を安く買いたい人に、中古自転車はとても魅力のある商品です。
特に高級なロードバイクやクロスバイクは、新品だと高くて手が出なくても、中古なら購入できる価格になっている場合もあります。作りのしっかりした自転車は、中古でも整備をして部品を交換すればまだまだ十分乗ることができるので、高級自転車の中古を探す人も増えているようです。

【生産終了モデルが見つかるかもしれない】

中古自転車でしか買えないのが、ロードバイクやクロスバイクなどの名車と呼ばれるモデルで、既に生産終了になってしまっているものです。
「乗りたかった自転車があったが、買いそびれてしまった」という場合は、中古車自転車を探せば見つかる可能性があります。
お気に入りのモデルが生産終了している場合は、一度中古車を探してみていかがでしょうか?

デメリット

中古自転車の購入には、もちろんデメリットもあります。特に注意が必要な点について以下で解説します。

【防犯登録・登録解除をしなければならない】

自転車を所有する人は、都道府県ごとに防犯登録をすることが法律で義務付けられています。
新品の自転車を購入したときは、自転車販売店で防犯登録をすると思いますが、中古自転車の場合も最寄りの自転車販売店で防犯登録をすることが必要です。

中古自転車の防犯登録をする場合、前所有者の防犯登録が抹消されていなければ、新しく登録をすることができない仕組みになっています。
前の所有者の防犯登録を残ったままにしていると、次のようなトラブルが起こります。

  • リサイクルショップで購入した自転車を使用中に街で職務質問され、前の持ち主の防犯登録が残っていたため、警察から窃盗容疑をかけられた
  • オークションで購入した中古自転車で防犯登録をしようとしたところ、前オーナーの登録が残っていたため、再登録ができないと言われた

このようなトラブルを避けるためにも、中古自転車を購入する際には、前の所有者の防犯登録が抹消されているかを確認することが大切です。
通常、自転車販売店などでは、中古自転車は防犯登録が抹消された状態で販売されていますが、リサイクルショップやネットオークションで自転車を購入した場合は、防犯登録が残っている場合もあるので注意が必要です。
知人から自転車を譲渡してもらう場合も、その方の防犯登録を先に抹消してもらう必要があります。防犯登録の抹消は、本人が防犯登録カードと自転車本体、身分証明書を持って購入した販売店に行きましょう。

都道府県によっては、譲り受けた側が「前の所有者の防犯登録カード」もしくは「譲渡証明書」を持っていくことで、前所有者の抹消と再登録を同時に行うことができる場合もあります。
(手続きが可能かどうかは各都道府県の自転車防犯協会に事前にお問い合わせください。)

【防犯登録の再登録に必要なもの一覧】

  リサイクル等で購入 通信販売(ネット)で購入 知人から譲渡
自転車本体
身分証明
保証書または販売証明書
譲渡証明書もしくは前所有者の防犯登録カード
登録料(非課税)※

※登録料は都道府県によって異なります(500円から600円前後)

【電動アシスト自転車のバッテリーの互換性】

電動アシスト自転車の中古自転車を購入する場合、注意が必要なのがバッテリーの寿命です。
電動アシスト自転車のバッテリーは自転車本体よりも寿命が短いので、中古の電動アシスト自転車だと購入してすぐにバッテリーの寿命が来てしまうケースがあるのです。

中古の電動アシスト自転車は、遅かれ早かれ新しいバッテリーを購入する必要が生じますか、年式が古い型の電動アシスト自転車の場合、全く同じ型のバッテリーの販売が終了していることがあります。
同じ型のバッテリーがない場合は、互換性のある別の型のバッテリーで代用できますが、電動アシスト自転車の型式が古いと互換性のあるバッテリーも販売が終了していることもあるので、使えるバッテリーが販売されているかをチェックしておくようにしましょう。

【整備や寿命の不確実性】

故障した自転車のイメージ

中古自転車を購入する際の最大の不安は、車体や自転車部品の劣化など、整備の状態が把握しにくいという点です。
サドルやハンドルなどがきれいなものに取り替えられていて、一見新しそうに見える自転車でも、タイヤのチューブやブレーキワイヤーなど外から見えにくい部品が劣化している場合もあります。
部品の劣化は素人では確認することが難しいので、中古自転車は購入してから様々なトラブルに気付くことも多いといいます。
また、長距離を走ってきたロードバイクなどは、前に乗っていた人がきっちり整備をしてきたかどうかによって、同じ年数でも傷み方が大きく違ってきます。

自転車は整備が不十分だと故障が頻繁に起き、場合によっては大きな事故に繋がることもあります。
整備されていない中古自転車を購入した、もしくは譲り受けた場合は、使用前に一度自転車屋さんで整備をお願いし、古くなっている部品は交換してもらうようにしましょう。

トラブル回避のポイント3つ

トラブルで困ったイメージ

中古自転車には予期せぬトラブルも多いのが実情です。後悔しないように、入手時にチェックしたいポイントをまとめました。

ポイント1:できるだけ実物を確認すること

中古自転車は自転車販売店やリサイクルショップなどの実店舗だけでなく、通信販売やネットオークションなどでも購入が可能です。

ネットで自転車を選ぶ最大のメリットは、実店舗よりも多くの自転車を比較して選ぶことができる点ですが、「写真だけで実物を見ることができない」という大きなデメリットもあります。
実際、ネットで自転車を購入後に「写真には写っていない傷があった」「防犯登録番号が削られていた(盗難品の可能性)」などのトラブルが多く起きているようです。

中古自転車の購入にまつわるトラブルをできるだけ回避するには、購入前に実物をチェックすることが一番。
店舗では、整備の有無や前の所有者の防犯登録が抹消されているかを確認してから購入することをおすすめします。

ポイント2:信頼できる入手元から購入する

中古自転車は、自転車販売店だけでなくリサイクルショップでも販売されていますが、やはり信頼できるのは自転車販売店です。
自転車販売店で販売されている中古自転車は基本的に整備を行った状態で売られているので安心です。

リサイクルショップには整備のプロがいない場合が多いので、持ち込まれたままの状態で中古自転車が販売されていることがほとんどです。
中古自転車は前の所有者の使用や保管状態によって、車体や部品の劣化がかなり進んでいる場合もあり、整備をしないまま乗ると故障や事故が起きる可能性があり危険です。
リサイクルショップで中古自転車を購入した場合は、使用する前に自転車販売店で整備をしてもらうようにしましょう。

中古自転車は、購入してから不備が見つかることもよくあります。
ネットオークションなどは購入後に販売者と連絡が取れないというトラブルも見受けられます。
購入に際しては、自転車販売店など信頼できる入手元を選ぶことが大切です。

ポイント3:整備などをお願いできる店舗を見つけておく

中古自転車は新品の自転車とは違って、すでに部品などが摩耗、劣化している可能性があります。
安全に乗るためには、半年から一年に一回は自転車販売店で定期点検をしてもらうようにしましょう。

特に、タイヤやブレーキの故障は、そのまま事故に繋がる可能性もあるので、定期点検で部品の劣化などをチェックしてもらい、必要ならば部品を交換してもらいます。

ロードバイクやクロスバイクなどで長距離を走行する場合は、部品の消耗や劣化が激しいので、走行距離が3000kmから5000kmに達するごとに整備が必要です。
自転車の整備は、知識のある人ならある程度自分で行うことも可能ですが、できれば自転車販売店でプロに整備をお願いするほうが安心です。
中古自転車を自転車販売店で購入した場合は、購入したお店で整備・点検をお願いできますが、ネットで購入したり人から譲り受けた場合は、家から近いところで定期的に整備をお願いできる店舗を見つけておくと安心です。

「自転車安全整備士」という整備のプロがいるお店には「自転車安全整備店」の店章が掲げられています。
自転車安全整備店はこちらから検索が可能です。→自転車安全整備店検索

中古自転車は選び方が大切!

中古自転車は「価格が安い」ことが魅力ですが、自転車にとって最も大切なのは安全性です。
中古自転車の安全性を保つためには、新品の自転車以上にメンテナンスの手間がかかります。
自転車のメンテナンスが煩わしいという人や、とにかく「安全性」を重視したいという人は新品の自転車を選ぶほうが安心です。
中古自転車、新品の自転車、それぞれのメリットとデメリットを把握した上で、自分にはどちらがいいのかを賢く判断してくださいね。
「中古」といっても、状態の良いものから悪いものまで様々です。中古自転車選びは、新品の自転車以上に注意深く、妥協しないことが大切です。

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