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LUMIX一眼で撮る!動画撮影講座実践編!
ルミックスGシリーズは、美しい写真が撮れるだけでなく、臨場感豊かなハイビジョンムービーが撮れるデジタル一眼です。一眼カメラの動画の撮り方をマスターして、ハイビジョンムービーを撮影しましょう!

公園の散歩と船から見た風景

ポイントの整理

前回より実践編が始まり、前シリーズの基礎テクニック編と比べて、カット数の多い、より動画作品に近い作例をお見せしています。
第2回目となる今回は、人物が乗り物などで移動するシーンの撮り方について実践形式でお話します。特に、人物が公園などの広い場所を歩いているシーン、人物は静止して乗り物だけが動いているシーンで、そのスピード感や動きをどうやって撮るか、その方法を解説します。具体的には、晴天の日に公園を散歩して、近くの乗り場から水上バスで移動するシーンです。早速撮影ポイントをまとめてみましょう。

ポイント1 構図によって開放的な印象、現実的な印象が決まる

春の晴れた日の心地よい気分は、どうすれば表現できるでしょうか。
このシーンの撮影ポイントは、地上の境界線を画面の半分より上にするか、下にもってくるかです。
構図上、画面の中心よりも境界線を下にもってきて、人物を下から煽るように、バックに青空が多く入るようなアングルで撮ると、ロマンチックで爽快、開放的な印象を与えることができます。逆に、地上を多く入れると現実的な印象になります。
なお今回は、ワイドレンズ( LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH. )を使いました。ワイド効果によって人物と背景との遠近感が誇張され、画面に強いインパクトを与えることができています。

地上を少なく、空を多く入れた構図は開放的な印象に地上を少なく、空を多く入れた構図は開放的な印象に 地上を多く入れた構図は現実的 な印象に地上を多く入れた構図は現実的 な印象に

ポイント2 ワイドレンズで奥行きと立体感が強調できる

ワイドレンズを使った撮影にぜひチャレンジしてみましょう。ワイドレンズと聞くと、一眼レフの経験が浅い方は、狭いところで使うものと思われるかもしれませんが、ワイドレンズで人物等に接近して撮る方法では、奥行きや立体感が強調され、肉眼で見るのとは違った世界を表現できます。さらに動画の場合は、カメラを移動させることで奥行きと歪みが面白い効果を出します。ただし、無意味に使ってしまうと、船酔いのようになってしまうので注意が必要です。

比較 ワイドズームと標準ズーム

ワイドズームの効果ワイドズームの効果
右の画面は船のデッキで人物に接近して7mmのワイドレンズで撮っています。広く開けた場所でワイドレンズを使用すると、人物のバックが肉眼以上に離れて見え、広くバックが写り込むので、迫力ある立体感が表現できます。

比べるとこうなる! ワイドズーム(7mm)で撮影した場合ワイドズーム(7mm)で撮影した場合 標準ズーム(50mm)で撮影した場合標準ズーム(50mm)で撮影した場合

動画で違いをチェック!7mmワイドレンズでの移動撮影によって、迫力のある動画が撮れています。ムービー一眼は、交換レンズやフィルターなど、オプション品が揃っているのが魅力。特にレンズの種類は魚眼レンズから超望遠まであります。レンズを変えていろいろな撮影方法を試してみましょう。

今回の撮影で使用したレンズ

デジタル一眼カメラ用交換レンズ H-F007014
LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH.
デジタル一眼カメラ用交換レンズ H-F007014 LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH.

品番 H-F007014
レンズ構成 12群16枚(非球面レンズ2枚/EDレンズ4枚)
撮影距離範囲 ズーム全域で0.25m~∞(撮像面から)
最大撮影倍率 0.08倍(35mm判換算:0.15倍)
フィルター径
焦点距離 f=7~14mm(35mm判換算 14mm~28mm)
開放絞り/最小絞り F4.0 /F22
質量 約300g

知っておきたいレンズのこと

≫レンズについてもっと知りたい方はこちら

ポイント3 人物の動作(アクション)をそろえておくと上手くつながる

公園の花畑の中を、人物が思うままに歩いています。実際の撮影時には、そこをワンカットではなく、いろいろな角度からサイズを変えて多くのカットを撮りましたが、編集時に注意したいのが、カットをつなぐ方法です。人物の動きを無視してつなぐと、どうしてもギクシャクして見えます。人の手や顔の向きなど、動き(アクション)をそろえてつなぐことを意識しましょう。

ポイント4 車内の人物と窓外の風景を魅力的に撮るならワイドレンズを

車内や狭い船室で、席に座っている状態の人物と、流れる外の風景をどうやって撮影するかは、重要なポイントです。ベストな撮影方法はワイドレンズを使うことです。通常のビデオカメラでは、ここまでワイドが効きませんが、ワイドレンズなら人物と背景が一緒に映せるので大変魅力的です。
ワイドレンズがなくても、人物が外を見ている顔から、窓の外へカメラをパンする(振る)ことで、人物が車窓を楽しんでいることが伝わります。また、外を見る顔と車窓の風景とを別々に撮ってつなぐ方法もあります。

classwork 春の花の動画を撮ってみよう!

では、実践編の動画作例を見てみましょう。
今回使用した音楽素材は、フリー素材 『甘茶の音楽工房』 の中の曲「小春日和」です。

動画撮影(1)菜の花畑と人物

一面に広がった菜の花畑から撮影スタートです。まずはワイドレンズを使って、構図上、菜の花畑の黄色い部分が半分以上、画面に入るように撮っています。ここが菜の花畑であることを強調するためです。
菜の花畑を歩いている主人公は、冒頭シーンのサイズではまだ誰だかハッキリとしません。そこで、レンズを望遠(標準ズームの望遠側)に交換し、菜の花畑の中を歩く人物をフォロー撮影しています。この2カットがあることで主人公の居場所が伝わります。導入シーンの撮り方として覚えておきましょう。

菜の花畑と人物

動画撮影(2)主人公にズームイン

このカットでは、主人公が楽しげに散歩する姿へズームインすることで、主人公の存在をさらに強調します。ズームインは基礎テクニック編でも説明していますが、被写体を強調させる時、被写体に注目を集めたい時、位置関係をはっきりさせたい時などに使います。

主人公にズームイン

動画撮影(3)菜の花畑の中を主人公と一緒に移動

菜の花畑の中を主人公と一緒に移動主人公が菜の花畑の中にある小道を歩き、そのスピードに合わせて一緒に移動撮影をしています。ワイドレンズを使って畑の位置は画面の下に配置し、そのぶんだけ空が多く入るような構図にしています。人物も少し下から撮るような位置関係にしています。こうすることで、春の爽やかな明るい雰囲気がいっそう引き立ちます。

動画撮影(4)望遠で人の動きと表情を伝える

前カットの広々とした菜の花畑の画面の次に、望遠で人の前後がボケるようなカットをつなぎました。一眼動画は、望遠で撮ると前後が綺麗にボケるという特徴があります。ビデオカメラではここまで綺麗にボケてくれません。このボケ効果で、人物の動きや表情が浮き上がるように表現できます。
最初は、全身を入れたフルサイズで歩いているところから座り込むところまでを撮り、次に、花に顔を近づける表情がハッキリとわかるバストサイズへとつなぎます。つなぐタイミングは、人物が座ったところで編集することです。座る前と座っているカットをつないでしまうと、途中が抜けて「カクン」とした印象となるので注意しましょう。

望遠で人の動きと表情を伝える

動画撮影(5)休憩中の姿を撮る

シーンが変わり、ベンチでお茶を飲んでひと休みする姿を、ワイドレンズで近づきながら撮影しています。もちろん、普通のレンズで撮ってもかまいませんが、ワイドで近づくことにより、元気のいい若々しさが出ます(望遠で静かに撮るよりも効果的だと思います)。また、ワイドレンズの場合、画面では小さく写っていても、撮影では人物の顔に接近しているので、移動してカメラを近づけると、レンズに向かって驚く表情が撮れるところも面白いです。子供が遊ぶ姿なども、同じようにワイドレンズで近寄って行くと、レンズを覗き込むような表情を面白く撮ることができます。

休憩中の姿を撮る

動画撮影(6)船での移動

船での移動船(水上バス)に乗って移動するシーンです。船の移動を表現するのに最もわかりやすいカットとして、船尾から出るスクリューの波のカットを使いました。これで船のシーンに変わったことが伝わります。本来なら、乗り場の風景や、これから乗る船を撮影するのが説明としてはよいのですが、ここではあえて省きました。実際、皆さんが旅行中に撮影することを考えた時、お子さんの面倒を見たり、大きな荷物を抱えていたりして、いちいち乗り込む船や電車を撮影する余裕はないと思います。この例のように、動いているカットを挟むだけでも、場所が乗り物の中に変わったことがわかりますので、是非テクニックとして使ってみてください。

動画撮影(7)船上のオープンデッキ

船上のオープンデッキからの撮影です。高層ビルを見上げる姿を少し低い位置から撮り、そして段々とカメラを上げて、人物と並行して走るボートが写るように撮っています。これはワイドレンズだからこそ撮影できたカットです。標準ズームのワイドでは、人物だけが画面いっぱいに写り、ここまで背景を広く写せません。また、気づきにくいかもしれませんが、カメラの位置を下から上へ、腕を伸ばしながら移動させていることもポイントです。

船上のオープンデッキ

動画撮影(8)観光客の後ろ姿

船のオープンデッキ上で、前方を見ている観光客の後ろ姿のカットですが、これは人を撮っているのではなく、船が前方に進んでいる感じを出すために人物が必要でした。人物は動きませんが、広い画面で周囲のビルが流れているので、船が進んでいることがわかりますね。
次のカットは主人公の頭ナメのカットです。スカイツリーが見えてきたのでカメラに向かって見えてきたと言いたいのでしょうか、一瞬カメラに振り向いてから再び前を見ています。ぼんやりとスカイツリーが写っています。

観光客の後ろ姿

動画撮影(9)風景カットで時間の省略

風景カットで時間の省略主人公の頭ナメのカットから、再び移動している様子を伝えるために、船の前方と船体が写せる場所から、船が波しぶきを上げて走る様子を撮りました。
このような移動の風景カットを使うのには、大きな目的があります。それは時間の省略です。前のカットを撮った場所から時間が経過し、だんだんと目的地に近づいてきました。その間に移動した数十分間の時間の経過を、このような風景カットを入れることで自然につなぐことができます。多くの旅行動画で使える手法ではないでしょうか。

動画撮影(10)人物が何かを見つめるカット

人物が何かを見つめるカット船のオープンデッキから降りてきて、人物が後部の席から外を見ているカットです。座っているのでカメラも同じ位置から正面で撮っています。目線は最初カメラに向かっていますが、何かを見つけて上を見上げたので、カメラは少し位置を下げて、見上げている様子を強調しています。
動画を見ている人にとって、画面の人物が何かを見ている表情を見ると、何を見ているのかが気になるものです。ですので、次のカットは必ず見ているその被写体を撮ってつなぎましょう。たとえば、家族旅行の時、子供が何かを夢中で見ている表情を撮る時なども、同じ要領でカットをつなぎます。

動画撮影(11)スカイツリーが現れる瞬間

スカイツリーが現れる瞬間移動する船の中から、高層ビルに隠れていたスカイツリーが現れる瞬間のカットです。実際は、このカットの前からスカイツリーは見えていたのですが、見上げる表情のカットの続きとして感動的につなぐため、ビルの陰から現れる瞬間を編集でつないでいます。

動画撮影(12)エンディングカット

いよいよエンディングカットです。最初のカットは、波止場に着く直前、船の後部で空に舞うカモメとスカイツリーが写る瞬間を撮りました。最後のカットは、去っていく船とスカイツリーを広い画面で撮って、エンディングカットとしました。

エンディングカット

Summary
被写体が切り替わるときには、次の被写体を入れるとスムーズにつながります。アップの合間に広いカットを組み合わせると動画全体が落ち着きます。

撮影・解説:齋藤行成 / モデル:清宮愛結花(所属:株式会社タイト)
音楽提供:フリー音楽素材『甘茶の音楽工房』( http://amachamusic.chagasi.com/ )

番組プロデューサー 齋藤行成
番組プロデューサー 齋藤行成 yukinari saitoh
テレビ番組の制作を中心に大手メーカーのプロモーションビデオなど幅広く映像制作を手がける。長年培った撮影ノウハウを独自の撮影テクニックとして確立。そのテクニックは簡単で分かりやすいと支持され、テレビ番組への出演や雑誌への連載など多数のメディアで活躍中。

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